読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

君の名は感想など

映画

先々週ぐらいからわりとダラダラ何もすることなく過ごすことはなくなっている。ぼーっとすることはあるし、無駄な外出をしている感はあるけれど、少なくとも家で一日中寝ているということはない。

良い変化、しかもこういうのってたいてい数日で終わるんだけど今回はわりと長続きしている。どういうきっかけかはわからないけど、とにかく流れを断ち切らないように行動だけはするように心がけている。

行動するとやはり罪悪感というかそういうコンプレックスや自信のなさのようなものはなくなってきて、堂々とできるようになるしそれが仕事でもいい循環になると思う。たとえ中身は変わっていなくても、とにかく何かやった無駄に過ごしてはいないということで。

今までは外出が無駄だと考えることが多かったけど、これからは用がなくても外に出よう。掃除とか小さいことでいいからとにかく行動しよう。再び負のループに落ちないように。願わくば、行動の質をもっと人と関わるような意味のあるものにしたいけど、それはなかなか実現できず。

 

先週は君の名はを見てきたんだった。正直物語の展開としては、あっと驚くような展開ではなかったし、自分の価値観経験と照らし合わせて心にささるような物語、というものでもなかった。そういう意味では昨年見た心は叫びたがっているんだは、見終わった後ものすごい自分にささった作品だったな。

でも、決してつまらないというわけではなく、最後の約束された優しい展開には涙がながれそうになった。別にあっと驚くどんでん返しや展開がすべてではない、我々が望み思い描く展開に沿っていきその通りの理想を描く物語もまた素晴らしいことをけいおんという作品で噛みしめている。

ただ、その、我々の望む優しい理想世界を描く場合であっても何か衝撃を与える要素は必要なのだと思う。今回はその、言い方は安っぽいかもしれないけど、パンチが足りないというような印象を受けた。君の名は、に関しては優しい物語でありながら、SF的な要素を含めてハラハラドキドキどんでん返し的な要素ももっていたため、そういう分け方で物語を分類する自分のような人間にとっては、どっちつかずな印象になってしまったのかもしれない。

大ヒットの裏で、はてなブックマークとかをみているといろいろと批判っぽい記事を見かけることが多い気がする。まったく中身は読んでないが。いろいろとストーリーの矛盾点はあるみたいなのでそういうとこが気になる人は気になる人は気になるのだろう。自分としてはそんなことで感動を感じられないとはなんと気の毒だろうと考えてしまうけれど、頭のいい論理を重んじる人はそうなのかもしれない。自分はやはり感覚で生きている人間なので、なんかよくわからなくても泣いてしまうことがよくある。

ところで、最後のほうの一応救われたっぽいエンディング、だけどやっぱり記憶を失ってほどんど覚えていない、だけどお互い泣きながら再会するっていうのは、切なくて胸が苦しくて終わり方としては素晴らしかったと思うし、今回この映画を評価している8割はこのエンディングの締め方によるものだと思う。でも、やっぱり惜しいなと思っていしまうのは、二人が思いを寄せ合った時間が我々にとってあまりに端折って描かれすぎてしまったことかと思う。2時間映画の限界ではあると思う。これが時をかける少女のように我々が見ていないところで絆がはぐくまれていた設定ならまた違ったかもしれないが。

でも、結局我々が見ている展開、という面では君の名は、も時かけも変わらないはずなのに、前者では距離の縮まりに違和感を感じてしまうのは、やはり変な部分で理屈で考えてしまうからだろうか。こんな短期間で入れ替わっただけで恋愛感情をもつのは不自然などと、無粋すぎるものである。

 

最近は映画が豊作でありがたい。というか映画って昔は苦手だったけど、仕事始めて時間がなくなってきた今、2時間で物語的感動をもたらしてくれるのはかなりありがたい。昔はそのスピード感が苦手だったんだけど、今はそんなのんびり物語を楽しむ時間がなかなか確保できないからな。次は声の形を見よう。そしてオーガストの新作をやろう。

 

話は変わって、最近職場の友人からSF小説なるものを借りて読んでるんだけど、これまた面白い。SFってのがそもそもよくわからないけど、日常っぽくないフィクションってことでいいんだろうか。

物語を本で読む、というのはエロゲーマーとしてはあまり今までよしとしてなかったんだけど、気色悪さを承知でいうのならば、SF小説を読んでいる自分に酔える良さが小説にはある。これがなかなかどうしてバカにはできないと思っていて、例えば同じ内容のエロゲを一日家でやっていたのと、SF小説を家でコーヒーを飲みながら窓際で読んだのでは、自分の自信への糧となりようが全く異なる。社会人として生きていくには徐々にプライベートも仕事へ還元していかなければならない。SF小説を読んでいるせいで、文章がもろに影響を受けた恥ずかしい感じになっている感がある。

でも来週は、さすがにオーガストの新作が出るので、千のはとうをやります。

 

酒を飲みながら文章を書くとなかなかいい感じにつらつらと書ける。